未来へ行くはラビリンス

日常のことをかきます

「君の名は。」を見ました

いろいろ記事とかほかの方の感想とか見たり読んだりする前にと思って、昨日の今日で感想!
君の名は。」を見てきました。

www.kiminona.com

ちはやふる上の句」を見に行ったときに予告が入って、新海監督の新作か~ってヒロインの子どなただろう…思ってたら、ちはやふる見終わってスタッフロール見たら本編に出てきてるじゃねーか!すごい感情移入したあの子か!ってなって俄然見たくなった映画です。
公開すぐの金土日での評判も良かったので、いそいそと見に行ってきました。


ちなみに新海監督の長編作品では初見でした。
長編は、と一応書いたのは、実は当時「彼女と彼女の猫」が好きで繰り返し見てたけど長編を見る機会がなかった感じで、予告とかポスターとかは目にしていて、ひたすら空と色が美しい作品なんだなと思っていた。
というくらいのライトな感じで見に行きましたが、たいへん面白かったです。
思えば全編2D(に見える)アニメ映画を見るのも久々な気がするし、初出が映画のアニメを見るのはより久々な気がする。

 

ざっくりした概要は、見慣れた都会と見慣れた田舎にそれぞれ平凡な男子と女子がいて、なぜか中身が入れ替わっちゃう、そして彗星の夜を迎える、という話。
風景とキャラクター描写と歌と効果音のバランスがすごくよくて、それをさらにぐっと押し上げるキャラみんなの声で、いい感じに夢心地な気持ちになれました。
期待してたヒロイン上白石萌音ちゃんの演技もよかった…。神木君がベテランだからバランスどうかな…でもちはやふるでもすごくよかったし…と期待不安半々でしたが訛りも入れ替わりの時の感じもかわいくてりりしくてよかった!
いちばん好きなキャラは瀧くんと三葉ちゃんは別格として、四葉ちゃんかな!あと藤井君が好きです。
お話し的にも予告でぼやーっと想像してた内容にプラスして予想できなかった展開もあったり、落ち着いたところも描写細かいしだれることなく見られました。
お互いがお互いを意識したり、思いやったり、それぞれの恋愛にいかないくらいのふわふわした気持ちとか、ほほえましい甘酸っぱさに感じて、私ももう30代よなあ…と思った。

あと、前から監督作品に思っていた印象通り、全体をとりまく素晴らしく美しい風景と空と色がたいへん素晴らしかったです。いちいち私の好きな色の空とそれに染まる美しい風景がほんとうにすばらしかった…。
全体通してストーリーを補って余りある映像に感動していたので、もしかしたらキャラがいない背景だけの動画を同じだけ見せられても、私としては50%以上は満足しそうだなと思うくらいでしたね。


ネタバレ的な重箱つつき的なやつはあんまり思いつかなかったのでこんな感じで以上!
シン・ゴジラ見た時も思ったけど、この映画も「今の幸せを噛みしめて生きよう」と思わせてくれる映画でした。いい映画だった。

 

そして、上白石萌音ちゃんの演技も光る「ちはやふる」実写版もおすすめですよ!
来月に上の句(前編)のDVD/BD発売なのでよろしければ。

 

 そんなわけで、万が一私がイケメン男子高校生と入れ替わっちゃったりしたら、なにとぞよろしくお願いします…。