もんじゃの土手を堤防にする
昨日はお友達ともんじゃに行ってきました。
もんじゃ経験のあるお友達とだったけど、一緒に行った事ない子が2人いて、私の焼き方にたいそう驚いていたので、そのへんをちょっと解説をしてみようかなと思いました。
一般的なもんじゃの作り方はこちら↓
おいしいもんじゃの作り方 | 月島もんじゃ情報なら月島もんじゃ振興会協同組合におまかせ!
いくはら式もんじゃの作り方はこちら↓
THE もんじゃ!(昨日撮ってもらったダイジェストはこちら)
何かが決定的に違う!って分かるとは思います
以下、動画より順を追って切り出し解説していきますね。
1:上の具だけ鉄板に落とす
上に載っている具を全部鉄板に落とします。
どうせ具だけ先に入れるんだし、生地(汁)と別々に入れておいてもいいんでは?と思わなくもないんですが、キャベツの下の方が汁に浸ってるのが炒めるときにまとまりやすくなるのでいいのかなと。
乗ってる具は全部先に落としちゃうんだけど、チーズはできれば一緒に入れたくないですね…。
お店によっては別皿で出してくれたりもします。
2:落とした具を炒める
肉がある場合は肉を優先的に細かく切り炒めつつ、キャベツの荒みじんをもっと細かくする感じでざくざく小手で切って炒めていきます。
細かくするって言っても基準がわからん!となりますが、各人の手元にあるミニ小手を見ながら、それで掬えるくらいのイメージって思ってもらえるとピンとくるかと。まあアバウトです!
3:しんなりしたらまとめる
程よく油も回ってしんなりしてきたらまとめます。ここからやり方が違います。
鉄板の溝穴の開いている方に寄せて堤防状にまとめていきます。こぼれて困るのは溝穴のところだけだからね!両側にある場合は工夫してください^q^
無理に丸くしなくていいので、不器用な私にぴったりです。
4:生地にソースを入れる
味によっては「入れないでくださいね」っていうのもあるので、お店の人が運んできてくれるときのコメントに注意しておきましょう。
お店側で多少入れてあるお店もあるので、生地の色を見て、濃い目のカフェオレくらいの色になるようにソースを入れましょう。
ぐるぐるかきまわして、生地の小麦粉が沈殿しないように。
5:堤防の中にざばっと流す
堤防で守られているのでざーっと流して大丈夫ですよ!鉄板の真ん中あたりから入れると良いと思います。
決壊に注意しながら神経質に丸い土手の中に入れなくても大丈夫なので、ずぼらな私にぴったりです。
後載せの具(チーズとか)はここで投入したりします。
(町屋の荒川もんじゃ式に近いようです>【イケメンもんじゃ男子】東京・町屋はもんじゃパラダイス!? 駅周辺に20店 (1/2ページ) - 芸能 - ZAKZAK)
6:堤防をくずしてまとめあわせていく
生地がぐつぐつ煮えてきたら堤防側と生地側を合体させていきます。
ざばっとしたぶん全体的に広がっているので、全部を真ん中に持ってくる感じで、隅から隅まで小手を走らせましょう。
その時の力の入れ加減でおこげの出来具合が変わります。ぐっと力を入れてまとめると残る生地が減るのでぱりぱりおこげに、ゆるめの力でまとめると残る生地が多くなって厚みのあるおこげになりますよ。
7:具と生地が綺麗に混ざったら出来上がりです
出来上がりの見た目は丸く作ったのと同じですよ!ほら!
メリットとデメリット
もんじゃの土手を丸くしないで堤防状にするメリットは、
・土手決壊の心配がないから土手づくりと流し込みに神経質にならなくていい
・生地が鉄板に触れる面積が広いから早くできる
・おこげが沢山出来て超ハッピー
の3つです。全体に生地を流すからこそ!ってかんじ。
逆にデメリットは
・鉄板を全面使用するので他のもの(お好み焼きとか鉄板焼きとか)と一緒にやりづらい
・いわゆる月島もんじゃらしくないのでもんじゃの写真を撮るのに向いていない
ですかね。
いろいろ並行して食べたいときは順番を気にしないといけないけど、先にもんじゃざばっとやって半面綺麗にしてお好み焼きやる、とか工夫はできるかなと。
ということで、写真が撮りづらいのが最大のデメリットかなと思います。
いわゆるもんじゃらしいところが最後のまとめ終わったところしかないし、もんじゃがまとめ終わったところってあんまり写真写りもよくないし、写真を撮るのに向いてなくてごめんな…と思いながら焼いております。
私は月島出身なんですが、ちいさいときたまに家族でもんじゃを食べに行っていたときの定番メニューが初手のそばもんじゃ2つ!で、お母さんはそれを2つ合体させてもんじゃを作っていきました。
具も多いし、そのぶん生地も2倍になるので、この作り方になったんじゃないかなーとは思います。
それを見ていた私もその作り方が普通になってゆきました。たまに学校の友達と食べるときは慣れない丸形もやってみたりとかしたんですが、決壊も多いし緊張するしで、開き直ってこの作り方をするようになりました。
最近はむしろこれを売りにして楽しんで作っています!これがいくはらもんじゃかー!って名物みたいに喜ばれるようになったし、驚かれるのも楽しくなりました!
ということでもんじゃ解説の話でした。
長くなったな…。