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未来へ行くはラビリンス

日常のことをかきます

「手のひらの露」3巻を読みました

連休前のすきまの時間にちょっとずつゆるゆると読みました。

 

今回読んだのはこちら

読んだ本:「手のひらの露」3巻(完結巻)
ジャンル:小説

手のひらの露 3 (星海社FICTIONS)

手のひらの露 3 (星海社FICTIONS)

 

先輩から借りたノートパソコンを無くし、四〇〇万円という大金を要求された糺ノ杜大学の一回生・菊宮優吾。切羽詰まった優吾は、一〇年ぶりに血の繋がらない兄・手代木譲を訪ね、それをきっかけに二人は共に暮らすことになる。

たぐいまれな記憶力を持つものの、平凡な大学生の弟。伝説的なトレーダーだが、世間からは引きこもっている兄。

再び交わった二人の道行きは、数々の事件を巻き起こし、事態は手代木の隠された過去すらも掘り起こしていく……。

『手のひらの露』shachi Illustration/pikomaro | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント

 

1巻、2巻も発売近辺で読んでいて、優吾くんのお兄ちゃんの手代木さんにきゅんきゅんで「なんで手代木さんメガネかけてないの!!!これぜったいメガネかけてる人なのに!!!」と息巻いていた私でしたので、3巻も大切に読了させて頂きました。
全体を通して友人も大人もみんな優しいし、みんな優吾くんの頼りになってくれるし頼りにしてくれる心地よい距離感の登場人物さん達が本当にいい小説だなあと毎度思います。
今回も手代木さんはメガネじゃなかったけど、出てくるみんな困りながらも楽しそうにお話してるさまがとてもよかったです。
株トレードのことがわかんなくても、あんまりわかんない優吾くんと一緒に手代木さんに教えてもらってるみたいに読めるからお得だぞ!
そして東京にいながらにして京都にいる感覚になれるのもお得ポイントだなと!ページと文字に京都の空気が閉じ込められていますよ。また行きたいなあー。

あと、これが一番の推しポイントなんですが、もうなんといってもお料理が楽しそうで、お食事がおいしそうで素晴らしいなと。
ちょっと硬めのご近所推理系青春群像劇なのに、読んだら料理が作れるぞ!みたいな配分のお料理描写がとてもよくて、早く手を動かしたい!って思う小説でした。
自分では鮭以外のお魚料理はあんまりチャレンジしたことが無いんですが、この本を読んで、お魚系の料理もチャレンジしてみよう!と思ったり。あと圧力鍋欲しくなりました…w
いつかお料理まとめ本を楽しみにしています。出ないなら自分で作ってもいい…!私もレシピノート作る…!

まだ暖かくなりすぎない梅雨前のさわやかな春に読むのがとてもぴったりな小説だと思います。
全3巻なのでサクッと読めるしよかったらお手に取ってみてくださいね。