未来へ行くはラビリンス

日常のことをかきます

「この世界の片隅に」を見てきましたよ

ここのところ長くじっと座っているのが苦しい体調だったんですが、やっと不調を抜けたということで久しぶりに映画を見てきました。
とはいえ見に行ったの11月末なんでもう2週間くらい前かな…。
話題の「この世界の片隅に」を、お初の錦糸町楽天地シネマズまで。
結構老舗なので中も古い感じなのかな、と思っていたけどそんなことはなく小奇麗で椅子の座り心地もよく、いい感じに鑑賞できました。

konosekai.jp

いろんなところで話題になってるのでもうほぼ内容は出回ってると思いますが、話としては昭和前半の時間帯で広島から呉にお嫁に行ったすずさんの映画で、戦争のど真ん中だけど出兵するわけではないお嫁さんのお話。ドンパチはあるけど傍観者。
最初から最後まですずさんの話だからストーリーは一貫してるし、あのときの!っていう伏線の感じもドキッとするし、絵が絵のまんま動いてるし、画面の中の人が一人ひとりいる感じがすごかったです。
だいぶ早くからだいぶ泣きました。
いい悪いで言ったらもちろんいいだし見てほしいって思うし好きだったけど、軽々とよかった~~おすすめ~~~って言う感じじゃなくて、自分にじっくり染み入る映画で、見た後からいろんなものに対する感度が上がった感じがしました。

後追いで原作漫画も読みましたが、どちらの話の流れも好きでした。どっちもすずさんの物語だよねと。

 

あとの話はネタバレに抵触しそうなのでちょっと下に…。
宇多丸さんのやつもネタバレぽちぽちあったよ。これを聞いて見に行こうとなったやつです。いつも通り…。

www.tbsradio.jp

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味噌汁が料理の第一歩にちょうどいい気がする話

引っ越して家が広くなって食洗器を導入した話をこの間書きましたが、そのくらいキッチンが広くなったので、旦那さんが一緒に夜ご飯の準備をしてくれるようになりました。
今までほとんど料理をしてこなかったという旦那さんですが、まずは…と汁物を担当してもらっています。
率先して下調べしつつ具材を決めてくれて、ちょっとした切り方とか煮方の相談をしたりしながらほぼ一人で出来上がりまでやってもらえて大変ありがたいですね…。


そんなわけで、夜ご飯は二人で用意するようになりました。
私は主菜を横で作っていて、途中で質問されたり作業を眺めたりとか、作ったものを食べながら話をしている中で、味噌汁ってなにげに料理の基礎が全部入ってるんだなあと感じたので、そのことをちょっと覚書しておきます。
※日常の料理くらいしかしないズボラ女子の話なので全く専門的ではなく、感覚的な話が多いのでご了承ください!


味噌汁の工程は、ざっくり

1.だし汁をつくる→だしをとる
2.具材を切る→切る
3.具材を煮る→火の通りの確認
4.味噌を入れる→味の確認

って感じかな。


割と料理に必要なことをやってもらってるなあって思います。
だしをとる…はそこまで多くないかもだけど、切る→火の通りの確認→味の確認は焼く・炒める料理にも対応できるから、味噌汁で経験値を積んでいってもらうってのは実は初歩にいいのでは!と思いました。
根菜は先にとか、具の切り方もそれぞれの火の通りやすさとか食べやすさがあるのも、レシピと合わせて感覚としてわかっていけるし、具によって味噌の量を増減して味を整えたりも単品調整だからわかりやすい感じ。
味噌汁だと肉魚類が入らないけど、なんだかんだで手順はだいたい一緒だし、応用と思えば大丈夫だと思うよ!w


ちなみに、だし取りは「昆布水」が楽ちんでいいよ~!と教えてもらったので、冷蔵庫に昆布と水が入ったボトルが常備されるようになりました。

kombu.or.jp楽ちんかつおいしくて助かる…。だし取りは私もあんまり経験がないので今後他のも試してみたいところ。

 

私も料理はそれほどできるほうじゃないけど、料理って味と手順さえ覚えれば難しく考えなくても大丈夫!と思っていて、自分で味を見る・自分で手を動かす機会を増やして慣れてみたらだんだんいろんなことができると思っています。
料理に分量の正確さをプラスしたらお菓子も作れるしね!
味噌汁をとっかかりとして他の料理も楽しく二人でチャレンジしていけるといいなあ。
作ってもらった味噌汁の具の中では意識して食べたことなかった「おくら」「かぶ」が美味しかったです。

と、そんなところで!

「君の名は。」を見ました

いろいろ記事とかほかの方の感想とか見たり読んだりする前にと思って、昨日の今日で感想!
君の名は。」を見てきました。

www.kiminona.com

ちはやふる上の句」を見に行ったときに予告が入って、新海監督の新作か~ってヒロインの子どなただろう…思ってたら、ちはやふる見終わってスタッフロール見たら本編に出てきてるじゃねーか!すごい感情移入したあの子か!ってなって俄然見たくなった映画です。
公開すぐの金土日での評判も良かったので、いそいそと見に行ってきました。


ちなみに新海監督の長編作品では初見でした。
長編は、と一応書いたのは、実は当時「彼女と彼女の猫」が好きで繰り返し見てたけど長編を見る機会がなかった感じで、予告とかポスターとかは目にしていて、ひたすら空と色が美しい作品なんだなと思っていた。
というくらいのライトな感じで見に行きましたが、たいへん面白かったです。
思えば全編2D(に見える)アニメ映画を見るのも久々な気がするし、初出が映画のアニメを見るのはより久々な気がする。

 

ざっくりした概要は、見慣れた都会と見慣れた田舎にそれぞれ平凡な男子と女子がいて、なぜか中身が入れ替わっちゃう、そして彗星の夜を迎える、という話。
風景とキャラクター描写と歌と効果音のバランスがすごくよくて、それをさらにぐっと押し上げるキャラみんなの声で、いい感じに夢心地な気持ちになれました。
期待してたヒロイン上白石萌音ちゃんの演技もよかった…。神木君がベテランだからバランスどうかな…でもちはやふるでもすごくよかったし…と期待不安半々でしたが訛りも入れ替わりの時の感じもかわいくてりりしくてよかった!
いちばん好きなキャラは瀧くんと三葉ちゃんは別格として、四葉ちゃんかな!あと藤井君が好きです。
お話し的にも予告でぼやーっと想像してた内容にプラスして予想できなかった展開もあったり、落ち着いたところも描写細かいしだれることなく見られました。
お互いがお互いを意識したり、思いやったり、それぞれの恋愛にいかないくらいのふわふわした気持ちとか、ほほえましい甘酸っぱさに感じて、私ももう30代よなあ…と思った。

あと、前から監督作品に思っていた印象通り、全体をとりまく素晴らしく美しい風景と空と色がたいへん素晴らしかったです。いちいち私の好きな色の空とそれに染まる美しい風景がほんとうにすばらしかった…。
全体通してストーリーを補って余りある映像に感動していたので、もしかしたらキャラがいない背景だけの動画を同じだけ見せられても、私としては50%以上は満足しそうだなと思うくらいでしたね。


ネタバレ的な重箱つつき的なやつはあんまり思いつかなかったのでこんな感じで以上!
シン・ゴジラ見た時も思ったけど、この映画も「今の幸せを噛みしめて生きよう」と思わせてくれる映画でした。いい映画だった。

 

そして、上白石萌音ちゃんの演技も光る「ちはやふる」実写版もおすすめですよ!
来月に上の句(前編)のDVD/BD発売なのでよろしければ。

 

 そんなわけで、万が一私がイケメン男子高校生と入れ替わっちゃったりしたら、なにとぞよろしくお願いします…。

アイドルが「うちの子」に変わる瞬間

アイドルマスタープラチナスターズを買いまして、じわじわちょこっとずつプレイしています。

いやーーーーかわいい!かわいいよ!

 

今回、髪の毛つやっつやのきらっきらだし、目の表現もきゅるっきゅるだし、ダンスの動きはさらにキレッキレで、そして普段の動きがすごく自然かつ超かわいい。普段のモーションは知ってるやつから変わってないのにすごい違う。
一瞬のモーションの隙間がスチルに見えるくらいの完成度だなあかわいいなあとため息ばかりついています。
ステージも豪華になってて演出もゴージャス!規模もアリーナクラスまでいくから超でかい!そして今回は全員で踊るよ!まさかの13人ステージ!

みなさんご存知だと思うんですが、今回は13人全員で合宿にきていて、その中でプロデュースする子を決めていくから、普段13人が一緒に生活してるんですよ。
ローディングの隙間にアイドル13人が普通に生活してる姿が普通に差し込まれて、ああみんなで一緒に合宿してるんだもんね、こういう姿見るよね。ってなる。

 

今回の最初の公式映像が解禁された時から発売まで、歌ってる動画も紹介動画も結構なんどか見て、きれいだねえ…さすがPS4だねえ…と眺めていました。
でもなんか違和感があって、かわいい!好き!ってほどの感じじゃないような気持ちだったんです。
具体的には口の感じが自分の好みじゃないというか、いつもと印象が違うというか。
いつものっていうのは、記憶の中のアイドル=Xbox360版の無印アイドルマスターからモデリングが変わらなかったいままでの「うちのアイドル」たちのことなんだと思います。
あのころの「うちのアイドル」たちのそういう記憶との齟齬が気になりつつ映像やらスチルやらを眺めていたので、知ってるアイドルと違う子なんだろうな、っていう気持ちがあり、今回は特に予約もせず映像は一通り見るもののぼんやりしておりました。
そしてフラゲ日になってちらほらスクショがタイムラインに流れ始めて、かわいいわねえ…と眺めて髪の毛のつやつや感と目のキラキラ感に心はときめいていたけれど、まだちょっと自分事じゃなかった感じがありました。

 

それが、いざ当日カッとなって買ってプレイしてみて、そんな13人のアイドルの自然な生活を見て、私のプロデュースするアイドルを見て、ああ、この13人は一緒に合宿所で過ごす「うちの子」だなってなって。
他人のためのアイドルだと思ってた子たちが、自分のアイドル「うちの子」だ…って感覚にバチーンとスイッチが切り替わって、その瞬間から765プロ13人まとめてめっちゃかわいいな!!が大爆発しました。かわいい。
Xboxからこの間までの、もう私が触らなくても大丈夫な「うちのアイドル」たちとは、同じ子だけど全然別の引き出しにいる手をかけてあげたくなっちゃう「うちの子」たちだなーって感じ。
まだまだ全然強くないのでコミュらしいコミュは発生してないし、衣装もそろわないしなかなかボタンを押すのにもなれないけど、ライブと営業とレッスンをしてるだけで、ちょくちょく挟まれる生活風景を見ながら、すごく身近にうちの子感を感じています。
いまはまだ数人しか育ててないけど、そうやって13人がきゃっきゃうふふしてるのをみて、765プロみんながうちの子だなあーって!
ライブで踊る姿はりりしく、かわいく、生活は年齢相応でちょっとふにゃっとしてて、なところが本当にかわいいよ。

お衣装は今回はキャラごとそれぞれ形が違うとかはあんまりないけど、デザイン自体がかわいいし、みんなに似合うし、あとよく動くので見てて楽しいです。ライブ毎回ゆっくりアンコール見ちゃう。
音ゲー部分もボタンも複雑じゃないし出てくる方向とボタンが一致してるのでそこまで難しくないし(たまに旦那さんに手伝ってもらいます)、曲も前から知ってる曲たくさん入ってるし新曲もあるしでどれも好き!振り付けもカメラワークもいいですよ。
お衣装もっとたくさんほしいなあ!うちの子たちもっともっとかわいくしたいなあ!というモチベーションで、じわじわライブを重ねています。

 

そんな亀プレイのなかで、今回ここがすごい!って思ったのをざっくり列記しておきますね。備忘録がわり…

・アイドルがかわいい
・アイドルが表情豊かでかわいい
・アイドルの髪の毛の描写がすごい、やよいのクロワッサンとかすごい
・全体的に文字もUIもアイドルもきれいでぬるぬる動く
・歌ってるアイドルに合わせて客席サイリウムの色が揃う
 (3人だったら3人のカラー+ちらほらほかの色…みたいな)
・強いアピールの時はセンターの子のサイリウムの色がぶわーっと客席一面に
・アップカメラで1人を抜いた時に一瞬遅れてカメラを認識してカメラ目線に

特に驚いたのが最後のアップカメラのところですね…あほかとおもった。
音楽番組の数台あるうちの自分のすぐ近くの寄りカメラがONになったのを認識してからカメラ目線でニコッてしてくるアイドルちゃんのあの感覚!こりゃすげえとなりました。

 

そんなわけで、初手のセンターはあずささん。
脇を固めるのは雪歩さんと貴音さんです。この服堅そうなのに超揺れる。

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最近ほかのアイドルに熱を上げてたせいで、そこまで手をかけてあげられていなかった「うちのアイドル」改め、「うちの子」たち、またよろしくね。

「シン・ゴジラ」を見ました

公開2日目の土曜日に大阪でIMAXを、4日目の月曜日に東京で普通の上映を見ました。
大阪の話は次の記事にでも書くので日を改めますが、先にシン・ゴジラの話書くよ~~。
同じ映画を2回見たのっていつ以来かな…くらいの久々な2回鑑賞でした。
ネタバレ感想は一番下のほうに<<ここから>>みたいに書いておいたので、上のほうはネタバレなしです。

shin-godzilla.jp

こないだ見た映画の時にシン・ゴジラの予告編を見たんですね。予告2じゃなくて予告1のほう。
ゴジラシリーズまったくの未見だったので、庵野監督の絵作り好きだけど怪獣慣れしてないからなあ…と気後れしていたところに見た予告の、これの尻尾が屋根をこすらずぐるっと通過するところが美しすぎて、あっこれ見に行かないとダメな奴だ、と思いました。

www.youtube.com

全体的なネタバレなしの感想としては、
・かっこいいスーツの堅物エリートおじさまてんこ盛り!
・大物俳優が出すぎて名前が思い出せないくらい
・セリフは難しすぎてたまによくわかんないけど臨場感が異様に高い
・みなさんセリフが大変なのに表情と空気感の演技がものすごい
・各分野のプロフェッショナルたちが分野を生かして超活躍連携がすごい
・いろんな重機燃えかつずらっと揃えられた小道具備品萌え
ゴジラがかっこいいし怖い!
・実際に本当にあった事件なのでは?って一瞬混乱するくらいの実録ドキュメンタリー感
・いろんな場所・内容の考証の細やかさすごい
・絵作りと構図が決まりすぎて鳥肌
・知ってる場所が映るとどきどきする
って感じ。
割と全編通して絵作りと構図にきゅんきゅんしすぎて半泣きで見てました。

ゴジラシリーズ見たことない私(それこそゴジラvsのタイトルの文字列だけ見て近年はゴジラが世界を救うほうだと思ってたやつ)でもばっちり楽しめたし、最後まであんこぎっしりだし皮ももちろんおいしい映画でした。
「社会がそれぞれ役割をもって組織的に動く群像劇」的なのが好きな人、「大御所俳優の強い役職の演技」が好きな人にはたいそうおすすめですよ!
私以上に怪獣・特撮系にあんまり明るくないと思われる旦那さんがすごいよかったーーといろいろ資料やらインタビューやら見てたりするし、怪獣も特撮的なもの(スーパー戦隊とかライダーとかウルトラマンとか)のほうも前提知識とかまったく必要なしでばっちりいけると思います。
早くメイキング山ほど見たい!あの人たちのカチンコの外で緩む顔が見たい!!っていう心境です。

 

IMAXと普通の映画館と両方見てみて

今回の1回目は、大阪旅行の予定の合間にIMAXで見たんですが、IMAXは初体験でした。
まず「スクリーンでけえ!!!」ってのが第一。一番後ろの真ん中でよかったですわ…。
でかいからの没入感・当事者感がすごいあって、細かいところはあんまり見れなかったけど2時間強の間、あの世界にいたんだ…って不思議な気持ちになりました。
2回目で見たときは普通の大きさだったからか2度目だったからか、全体的に客観的に見通せる感じで、同じ映画のはずなのに違う映画を見てる感覚がありました。
音も結構よかったな!ばきっとデカめの音でこういうどっかんどっかんな映画見られるのはいいですな。
IMAXのほうは視界全部が映画の世界なので、字幕は気にして目線をやらないと読めない…wというのはあるけど、圧倒的なデカさで初回がIMAXでよかったなーと思いました!大阪まで行って見た価値あった!
あと立川の極上爆音上映行きたくなっちゃったな…。

 

<<ここから>>
以下ネタバレになる感想です。
まだ見られていない方もいるかもなのでちょっと改行しておきますね。
一覧から見る場合は閉じてあります。

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綾野剛さんの映画を2本見ました

結構久しぶりに映画を見てきました。
FAKEぶり…だから1か月半くらいは空いてますかね…シネコンはデップーさん以来です。
前の家に近かったのもあってシネコン豊洲のユナイテッドシネマに行くことが多いんですが、椅子もゆったりしててそこまで混みすぎてなくていいところだなあと思います。

というわけで、連休の中日にがつっと2本見てきました!どっちも主演・綾野剛さん!
「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」と「日本で一番悪い奴ら」ですね。
どっちもすごく面白かったです。
ネタバレなしのつもりの感想なので今回も続き隠しはなしでぺろっと出しておきますね。

 

KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV

kingsglaive-jp.com

今度発売されるゲームのFF15の世界の、前の時間を描く映画。
ヴェルサスFFXIIIってなってたときから好きな世界の話なので、いよいよお目にかかれるのかと緊張の面持ちで見ました。
スターウォーズ感のある雰囲気の中で荘厳な東京都庁がそびえたってるのすごくすばらしいよね。
魔法が思った以上にすごくキラキラしててそれだけで胸にグッときます。
今まで見たトレーラーの中で一番好きだったワンカットが映画の大スクリーンで見られて泣きました。
ほかにも過去の(ゲームとしての)公開映像の断片がそこかしこにちらばっててはーってなってた。
スケール感も重さも暗さもしっかりあって髪の毛の描写も大変きれいだけどCG特有のふわふわ違和感はあんまりなくて、あれっ海外の実写大作の戦闘CGパート見てる気分だ…って何度かなってました。
私はそんなに俳優さんが声優をやるのには抵抗のないほうなんだけど、主演の綾野剛さんはキャラの声をしてたので、言われなかったら顔が思い出されないくらいのしっくり感で大変良かったです。
大きい画面で見てよかったなーと思う映画でした。ゲームやる予定の人は見るといいよ!
あと、若い子じゃなくて、お兄さんおじちゃんおじいちゃん系のキャラがそれぞれ結構な人数で活躍するのでその辺が超おすすめです。

 

日本で一番悪い奴ら

www.nichiwaru.com

ザ・東映!ザ・日活!って感じの実際にあった北海道警察の暗部を描く映画。
これは今まで何度かあった「宇多丸さんのレビューを聞いて見に行きたくなったパターン」です。

www.tbsradio.jp

去年撮ったんですって…ってびっくりするくらい昭和感を醸し出しまくり映画で、いつの作品を見てるんだかわからなくなる映像演出がすばらしい。
なんだかんだ、いろんなもののデザインとかディテールが21世紀になってる今、なにもかも古く見えるように撮るってすごいことだよ…。
そして綾野剛さんをはじめとした出演陣の演技がばっちりハマりすぎててマジでこの人たちが実在したように見えるのがすごい。
最初から最後まで顔つきが何度となく変わるのにそれに順応していく綾野剛さんほんとすごいひとだ…と思いました。
せりふ回しとか行動とか面白いところが多いので映画館でも笑いが出たり、思い出してニヤニヤしたり、家庭内でもちょいちょい話題に上る感じで結構残ってますね。
アウトレイジほどヤクザ感の重さもなく、割とスカッとするし、割とみんなにおススメできそうな気がしています。



そんなわけで綾野剛さん祭り2本の感想でした。
順番的に日本で~を後に見たんだけど、こっちが後で正解だった!って思います。
万が一、2本続けて見られる方は参考にしてくださいね…!

便利家電の導入をしました

こんにちは、いくはらです。
最近映画も本もご無沙汰で更新止まってたので軽く近況を。

この間、やっと引っ越しました。
いままで170cm超えの夫婦2人で1Kとかクソ狭いところに住んでたのでちょっと広いところに移りまして。
基本的なところはそのまま移転って感じなんですが、広くなったからと便利家電もちょっとずつ追加してみました。


ひとまず追加したのは
・自動食器洗い機
・ロボット掃除機
ドラム式洗濯機
の3つ。


いままでは置くスペースなかったから導入をあきらめていた家電が導入されたことによって、ネガティブに考えていたことがきれいさっぱり晴れました。
それは「家事をさぼるとアカン」ということ…。
家事をさぼると全体的に汚い家になるからアカンってのと、家事をさぼるとどんどんやらなくなってアカンっていう2つのプレッシャーをずっと背負っていたんですね。
どんどんたまっていく洗濯物にお皿たち、そして日々つもっていく埃…を処理しきれない罪悪感がずっと蓄積していて、ああまたさぼってしまった…自分がやるって思ってるのに…みたいなネガい気持ちもどんどんたまっていって…みたいな負のループで。
そこで引っ越していろいろ置けるようになるにあたり、旦那さんともいろいろ話して比較検討しつつ、今後のことも考えたら任せられるところは自動化していったほうが二人とも楽ちんになるね、ってことになり、導入に至りました。


そんなわけで頭のいい家電ちゃんたちと一緒に過ごして数週間となりますが、
いやーーーーらくちん!!!

食洗器→納豆とかエビチリとかの特に濃いお皿も、ガイドに沿って立てかけていくだけですっきりきれいにしてくれるのすげえよ…いつもあんなに泡だらけで格闘してたのにすっきりだよ…。
ロボット掃除機→ちゃんと片付けておけば思った以上にすみからすみまでほこりを吸ってくれるから、光にきらきら照らされる床のほこりに悩まされなくてありがたい…あとカーペットを走った跡は前衛アートのようで面白い。
ドラム式洗濯機→ボタン押すだけでばっちりふんわり乾いててすごい!外干しいらずで天気を気にしなくていい!なによりつらかった脱水終わって即干さなきゃいけない時間制限からの解放…。

と、ありがたさずくめ。
食洗器と洗濯機はポチってして待つだけで終わるし、掃除機はタイマー設定で家にいないうちにきれいにしてくれるという素晴らしさです。
セットするだけしたらほかのことしてていいのも大変らくちんで、手間と時間から解放されるってこういうことか…!と実感しました。


あと、おもしろいことに自分の家事をやるぞーっていうスタンスが変わったなーってところが見えてきました。
一番めんどくさいところを家電にお任せすることによって、セッティングなどする“ついでに”その付随作業を一緒に片づけちゃおう!って思える気持ちが芽生えたんですよ。
たとえば、食洗器に入りきらないお鍋とかを、運転スイッチを押した横でさくっと洗い片付けちゃうとか。
ロボット掃除機をタイマー設定してる曜日は、朝でかける前に床に障害物になる大きいものとかが放置されていないかチェックするとか。
洗濯・乾燥が終わったらすぐ取り出してたたんで片づけして、洗濯機のお掃除と後片付けも一緒にしちゃうとか。

結構、便利家電に頼りっきりで任せっぱなしになっちゃうかなーって思いもあったんですが、それぞれ任せきれないところがある(大きい鍋は入りきらない・床に障害物があると掃除できない・洗濯のあと掃除必須)からこそ意識的に一緒に片づけようーと思うんだろうなあと思いました。
あとはどれも「まとめて」ってできない大きさなので、毎回ちゃんと片付けようって思えるのもよかったなと。ためやすい性格なのでね…。


そんなわけで徐々に生活も整ってきて、もうすぐ住環境が落ち着きそうです。
映画も見たいやつ出てきたのでまた行ってきますよ~。
んでは!